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Minami’s クラブ

*ハワイのアニマルシェルターと我が家のRIKI*

月曜の朝、新聞を見ていた旦那が

突然どこかに電話をかけました。


かけた先はアニマルシェルター


そこでいろいろ話を聞く旦那。


場所を聞いて、「じゃあ後で行きます!」

と言っているではないか!!??


えっとうとう?猫ちゃん飼うの???


来年になったら猫を飼おうと

去年からずっと言い続けていたけれど

突然の旦那の決断に私もびっくり。


少し動揺してしまいました。



でももし猫を飼うなら絶対にアニマルシェルターで

里親を待つ猫ちゃん!と決めていました。

リンクしている

ふぐ太郎さんの日記

今日はトラックバックして書いています。。。。




旦那はどうして急に思い立ったのかわからないけれど


早速、お友達に子供たちを預け、

パパとママは用事があって数時間出かけてくると

言いました。


シェルターはハワイのノース方面山の中腹にありました。


日本の保健所のようなところを

イメージしていたのですが

普通の一軒家で、庭に動物たち専用の小屋がいくつも

建っていました。



シェルターの女性の話を聞くと


彼女は猫と鳥専門だそうで、犬は彼女の飼い犬1匹だけでした。


猫は全部で250匹。(1匹1匹名前をつけているそうです)


そのほか、アヒルや孔雀までいました。
(孔雀は放し飼いなのか、そこらへんを歩いていました)


彼女は里親が見つからなくても安楽死はさせません。


一生面倒をみるそうです。


ボランテイアで全ての猫たちに虚勢と予防注射をしています。
(猫の爪はがしには反対だと言っていました)


去年は300匹アダプションされ、

今年に入ってからもすでに40匹以上

幸せな飼い主を見つけたそうです。


しかしかわいそうな猫ちゃんもいます。



せっかく幸せになれると信じアダプションされたのに


もらわれた先で虐待にあい、


傷ついたまま外にほおりだされ、保護された猫ちゃんも

いました。


シェルターの女性が保護された猫を引き取りにいくと

その子はアダプションしたばかりの

猫ちゃんだとわかり、とてもショックだったそうです。


もらわれていくのはうれしいけれど

絶対に幸せにしてあげてくださいと

お願いしていました。




シェルターには4つの小屋があり


何の基準でわかれているのかわからないけれど


私が小屋に近ずくと、一斉に猫ちゃんが集まってきて


それぞれ「みゃ~お」と鳴きながら私にアピールします。


私には『もらって~~抱きあげて~頭をなでて~』と

いう声に聞こえました。。。


柵に体を摺り寄せながら鳴いている猫ちゃんたちに


話しかけながら涙が出そうになりました。。


ごめんね。全員は連れて帰れないの・・・・



私たちが連れて行かれた小屋には比較的子猫ばかり

いました。



その中で、シェルターの女性に勧められたのが


まだ4ヶ月の真っ白な子猫。



シャムの血が入っているのか、しっぽが細く長く

体もしなやかでほっそりしています。


私が抱き上げると、すぐに喉をゴロゴロ鳴らし、

逃げようともせず、おとなしく抱かれていました。


シェルターの女性が言いました。

「この子は一度もらわれていったのだけど

家の中を走り回っていた為、飼い主に

”もっと大人しい子猫が欲しい”

と戻されたのよ。。。」


私はそれを聞いてびっくり!


子猫が走り回るのは当然!それを大人しいのがいいからって

返品するか~????


アメリカ人はすぐに返品する

うちの隣のアメリカ人夫婦もそう。


子犬を飼ったのに、走り回ってうるさいからといって

2日後には引き取りにきてもらっていたの!

子犬が走り回ることぐらいわかってるでしょう??

物でも洋服でもなんでも返品できると思っているアメリカ人

ちょっと気に入らなければペットでもすぐに返品するのです!!



私たちはこの真っ白な猫ちゃんをアダプションすることに

決めました。



ノミ・ダニのお薬をつけてもらい

書類にサインをして


『アダプションFee$40』を払いました。


これは寄付みたいなものですよね。


少ないけれど、今までこの子を育ててくれたお礼を込めて

渡しました。

彼女は猫ちゃんに

『あなたは今日から新しいお家にいくのよ!

そして幸せになるの。元気で暮らしてね。大好きよ』


と言いやさしく抱きしめました。


それを見ていた私。また目頭が熱くなったので

さっとサングラスをかけました。







「さて名前はなんてつけようか・・・」



帰りの車の中で旦那が私に言いました。


「男の子だから RIKIがいい!」


私が答えました。


実はそれには理由がありました。


息子アンシーの名前には日本名が入っていないのです。


もし次に男の子が生まれたら

絶対にミドルネームに漢字一文字で

「力(RIKI)」

という名前をつけたかったのです。



それを知っている旦那は

「Rikiか~~~じゃあ僕はリッキーと呼ぶよ」

とOKしてくれました♪



家へ戻る途中、ペットショップでトイレやCatフード、

ベットやToyなどを買いました。


あらかじめお友達に電話をしていたので

家に到着すると同時に、友達も子供たちを連れて帰って

くれました。


車からRikiちゃんの入ったケージを見た瞬間


("▽"*)うわ~~~~っ!!


アンシーもジェンも大喜び!

まさか夢にまで見た本物の猫ちゃんが

我が家にやってくるとは思いもよらなかったでしょう!


「マミー、ダデイーありがとう~~!」


何度も何度もアンシーとジェンは言いました。






Rikiちゃん。

今日からあなたは私たちの家族の一員だよ♪


仲良く幸せになろうね★


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